釧新教育芸術振興基金社告

19年度釧新郷土芸術賞決定と贈呈式

 公益財団法人釧新教育芸術振興基金は、芸術への精進を通して郷土の芸術振興、文化向上に貢献している個人、団体の顕彰とともに将来性ある新進の育成のために「郷土芸術賞」を設け、1972年から贈呈しています。2019年度(第48回)の受賞者は、選考委員会で次の通り決定いたしました。 
〈選考委員〉羽生輝、福嶋誠、片桐茂貴、永井久哉、中村聖司、星匠の各氏

贈呈式
▽日時 11月23日(土) 午前11時30分
▽会場 ANAクラウ ンプラザホテル釧路

〈水 彩〉土井上 初枝氏
 酪農業に携わりながら水彩画の制作に取り組み、酪農施設の一角をモチーフに、その丹念に描かれた作品は表現の精度も高く、道東ならではの風景を描いた作品は高く評価される。
〈書 道〉中河 濤人氏
 小学校から書道を学び、教職に就いた後も精力的に作品を制作、釧書展はもとより毎日書道展など数々の作品展で表彰されるなど、高く評価される。また、書道文化の普及発展に取り組んでいる。
〈特別賞〉長倉 洋海氏
 フォトジャーナリストとして世界の紛争地域や南米アマゾンなどで取材を続け、人々の生活や子供たちの姿などをとらえた写真集を発表、数々の賞を受賞。また、釧路で世界の人々の文化や生活を学ぶ講座を開設するなどの活動は高く評価される。