観光交通根室市

花咲線タブロイド紙第2弾「冬号」

 市はJR花咲線存続に向けたブランド再構築事業「地球探索鉄道花咲線」のタブロイド紙「二〇二〇冬号点と線」を発行、道内主要駅に配置した。

 同紙は、2年目になる再構築事業の一環で、昨年7月に発行した「夏号」に続く第2弾。厚岸湾沿いを走る花咲線の写真が表紙を飾る。キタキツネやオジロワシ、立派な角を蓄えた雄のエゾシカが白い世界にたたずみ、マダラのアップなど道東の冬を彩る写真が掲載されている。

 また、厚岸町のあら川菓子司の厚岸牡(か)蠣(き)最(も)中(なか)、根室市の端谷菓子店「オランダせんべい」が沿線の土産品として紹介されている。根室に戻って飲食店「どす来い」を経営する望月香央里さん、同じくスイーツの「パティスリーモンタージュ」を営む上村卓也さん、駅弁として地元コンビニ「タイエー」の「やきとり弁当」、地酒として根室の「北の勝」、釧路の「福司」、厚岸のウイスキーも掲載されている。

 裏表紙には道内初、投函すると幸せになれるというJR根室駅前に設置された「黄色いポスト」も。花咲線と音楽として根室のビッグバンドEPJOのCDアルバム、世界的サックス奏者渡辺貞夫の根室ライブアルバムも紹介されている。

 同紙は2万部発行し、JR北海道の根室、厚岸、釧路と札幌、新千歳の各駅、道内外の回転寿司「根室花まる」で配布している。(山本繁寿)

[写真/花咲線のタブロイド紙「二〇二〇冬号」 ]

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