水産・港湾・農業羅臼町
羅臼寒ウニ、2・5㌧初水揚げ
【羅臼】厳寒の羅臼前浜でエゾバフンウニ漁が11日、今季の操業を開始し、羅臼漁協うに漁業部会(濱田久吉部会長)に所属する磯舟71隻が出漁した。10日を解禁日としていたが、波が高く海水の濁りのため1日遅れの漁となった。
冷え込みながらも穏やかな天気となったこの日、漁は午前7時45分にスタート。漁業者はコンブが茂る漁場で器用に操船しながら「箱めがね」で海中をのぞきこみ、柄の長いたもですくい上げ選別。正午ごろから町内の各漁港に帰港した。
荷揚げされたウニは、殻付きで入札が行われ、水揚げ量は約2・5㌧、浜値は1㌔当たり1292~5692円の値が付き、好調な滑り出しとなった。
濱田部会長(53)は「コンブの繁茂が良く、状況は良かったが、漁としては波のうねりが高くウニが引っ込んでしまい苦戦した。今後は海が穏やかで、できるだけ多く操業できれば」と期待を寄せていた。
羅臼昆布を餌に育つ羅臼産ウニは、豊かな風味や濃厚な味わいが特徴の高級品。特に冬場のものは「寒ウニ」と呼ばれ人気が高い。また、漁業者やその家族が、折り詰めや塩水パックに加工したウニは13日に競りにかけられる予定。漁期は6月末まで。(三村淳)
[写真/水揚げされたウニを市場で計量する漁業者(11日午後1時10分ごろ、羅臼漁港) ]
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